2015.03

冬に起こる「かくれ脱水」とは?

冬は、寒さや乾燥対策はもちろんですが、他にも注意しなければならない事があります。
それは、かくれ脱水です。
脱水は、暑い時期に起きるものというイメージが強いのですが、実は冬でも発生するのです。
脱水の原因は水分不足です。
冬場は、あまり汗をかかないので、夏に比べて水分補給をしないものですが、人間は何もしなくても尿や皮膚などから水分が失われているのです。
発汗が多い夏に比べて、脱水状態に気付かない冬は、かくれ脱水の季節と言えるのです。
さらに、最近はダイエットやむくみ解消などの目的でラシックスなどの薬を使う人も増えています。
ラシックスは、むくみの原因となる余分な水分を排出するのに役立つ利尿剤です。
腎臓は、血液中の老廃物や余分な水分を体外に尿として排出する働きがあり、尿の量が増えると、余分な水分が排出され、むくみを改善してくれるのです。
体内に水分が溜まったままだと、老廃物や水分が排出されずに徐々に体内に蓄積されていきます。
その結果、体重が増える事があるのです。
そのため、余分な水分や老廃物を排出してくれるラシックスなどの利尿剤を使う人も多いのです。
しかし、ラシックスには脱水などの副作用があります。
かくれ脱水の季節である冬にラシックスを使用する場合は、注意が必要なのです。
無意識のうちに体の水分が失われてしまうことがあるので、意識的な水分補給を心がけることが大事です。
水分補給にも大切なポイントがあります。
脱水状態というのは、単に水を飲むだけでは改善できません。
体から水分が失われる時というのは、一緒にナトリウムも失われているからです。
水だけを飲んでも、体内のナトリウム濃度を下げないようにと体が水分を排出します。
その結果、脱水状態は改善されないのです。
ですから、水分はナトリウムと一緒に摂取することが大事です。